MAGGIO マッジオ
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定価¥46,200
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テキスタイル・・・アメリカンヴィンテージデニムには基本的に2段階の厚みがある。501を筆頭とすつ13オンス周辺の5ポケット用と、10オンス周辺のライトオンスデニムだ。今回の『MAGGIO』は40年代~の米軍ライトオンスデニムを忠実に再現したシリーズで、更に荒々しさを出すため、リスキーではあるが生機から製品加工を行っている。オンスが軽くなると糸も当然細くなり生地としての迫力が半減しがち。更にサンフォライズド加工を入れてしまうとおとなしいチープな表情になってしまう。そんな生地でも100年着用し時間が経過すればそれなりにヴィンテージ感は出ますが、洗い装置を使っての加工であればこの使い方がマストであると考えます。縦糸のムラ、ネップの入り具合、総合的な肉厚、どの側面からも米軍ヴィンテージ再現デニムとしては最も高い完成度である。

デザイン・・・1940年代、US NAVY伝説のデニムパンツで通称『巻きパンツ』と呼ばれる甲板作業用トラウザースがベース。イタリア海軍にも有名な脇縫い目なしパンツがあるが、なぜ海軍は脇縫い目にこだわるのか関係者存命中に聞いてみたい。ウエストがドローコードでそもそも1サイズのオーバーパンツのようなものであれば生地幅最大有効活用でメリットはある気がするが、海軍は基本タイトフィッティング好きなのでこの脇縫い目なしのメリットがどこにあるのか全くわからない。有効ならARMYにも採用品番があっても良いと思うが。今回はそんな巻きパンツを私の30年代製オーバーオールの中古感をターゲットとした洗い加工を施し、軽くペンキを飛ばしてみた。このペンキもアート度を上げるために、同じ白でも数段階に分け、ひび割れ材の濃度を変え、数度に分けて飛ばし&洗い加工を入れている。するとその表面に時間の経過感が生まれる。

 

サイズ38 ウエスト76 ワタリ33 股下70 裾幅22
サイズ40 ウエスト80 ワタリ34 股下71 裾幅23
サイズ42 ウエスト86 ワタリ35 股下72 裾幅23,5
サイズ44 ウエスト92 ワタリ36 股下73,5 裾幅24,5

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